これは私が小学生のころ。
いつもと同じように近所の友達と家の前の空き地で遊んでいた時のことです。
生い茂る草むらの中から、今までに聞いたことのない猫の鳴き声を聞きました。
普通の猫より高くて、か細くて、何匹もの猫の声が重なっていて。
声のする方に寄って行ってみると、5匹の子猫が地を這っていました。
きっと近所の野良猫が産んだのだろうと思います。
私は初めて見る子猫に興奮気味で親を呼びました。
私の親は猫嫌いなので飼うことはできませんでしたが、近所の方々に協力してもらい全ての子猫を保護してくれたことを覚えています。
あの猫たちは元気にしているのかな。
15年以上前の話しなので、もしかしたらもう寿命を全うしているかもしれませんね…(;’∀’)
今でも外に出ると街中をさまよっている野良猫はたくさん。
ある程度大きくなった猫は自分の身は自分で守ることができるかもしれませんが、親猫とはぐれてしまった子猫の場合放っておくのは命の危険を伴います。
そこで今回は【子猫を拾った際の対処法】についてお話します。
とにかく動物病院へ
第一発見後、即拾うのではなく親猫が子猫の元へ戻ってこないかどうか確認をしましょう。
匂いに敏感なので、人間の匂いがつくと世話をしなくなる可能性もあります。
可愛いからと言って簡単に手を出してはいけません。
時間を空けて確認し、親猫の姿が見えなければ保護の対象。
タオル等にくるんで保護してあげましょう。
保護したらとにかく動物病院へ急ぐことをおススメします。
野良猫の場合、ノミやダニといった害虫が寄生していることもあります。
放っておくと家中に害虫が広がり、自分も被害を受けることになりかねません。
また、子猫の健康状態によっては注射や薬等の処置が必要な場合があるので、お医者さんの指示のもとで寄り添ってあげることが大切です。
飼い主がいないか確認
保護する前にも確認は必要ですが、もしかしたら飼い主がいるかもしれません。
ある程度の状況判断で情報収集しておきましょう。
近所で「迷子の猫」の情報がないか、マイクロチップをつけていないか等の確認で問題ありません。
中でも去勢・避妊手術を受けている場合は飼い猫の可能性があります。
動物病院で確認して教えてくれるでしょう。
保護したことを近所に知らせることで飼い主が見つかるかもしれません。
自分からSNS等で情報発信してみてください!
もし猫が飼えない場合は譲渡先を探して
拾った子猫を自分で育てられる環境であれば、親猫の代わりとなり精一杯の愛情を注いであげてください♡
しかし、ペット禁止の賃貸だったり、私のように家庭の事情で飼えない人ももちろんいますよね。
そういった時は「(地域名)猫 保護 ボランティア」等と検索してみてください。
意外と近くに頼れる人や機関があるかもしれません。
今は里親探しのサイト等も存在します。
SNSも普及しているので、自分で里親を探すのもいいでしょう。
一人で悩まず、頼れる人は頼って、猫の命を守りましょう!
かけがえのない命です。1匹でも多くの猫が幸せになれることを祈っています☆