猫と一緒に暮らしたいけど、家具や服で爪とぎをされたらどうしよう…。
家の中がボロボロになるのは嫌だなぁ…。
女性なら特に気にするところじゃないですか?
私もとても気にします。
「部屋の中を自由に歩き回ってくれていいけど、服と家具には手を出さないで!」
ってどれだけ伝えても、相手は猫。
伝わるはずがないですよね…(-_-;)
でもちょっと待ってください!
それで猫を飼うことをあきらめていませんか?
猫に部屋を荒らされるのが心配なら、はじめから荒らせないようにすればいいんです。
しつけ方次第で猫の行動も変わってきます。
そこで今回は【猫のいたずらを未然に防ぐ方法】についてご紹介します!
猫との生活に片づけは必須
大切な宝物を壊されてしまった…。
お気に入りの服を爪とぎでびりびりにされてしまってもう着れない…。
置いておいた鞄の中をぐしゃぐしゃにされてしまってため息…。
猫を飼っていると「あ、しまった!」って経験はありますよね。
疲れて帰ってきたら服も脱ぎ散らかすし、鞄も放りっぱなしにしたくなりますよ。
でもそんなことをしたら猫のいたずらスポットと化してしまいます。
どれだけ疲れていても、面倒でも、服や鞄はクローゼットの中や引き出しにしまって扉をしっかり閉めましょう。
賢い猫だと棚等の開け方を知っている場合もありますよね。
その時は100均等で売られているチャイルドロック器具を使用してみて下さい。
開けるときも一つ手間が増えるので面倒ですが、ここは我慢です。
猫のいたずらは私たち飼い主側の責任。大切なものは出しておかない習慣を身につけましょう。
爪研ぎ環境を整える
猫の習性である爪とぎ。
これは猫が本能的に行うことなので止めることはできません。
家具をボロボロにされる前に、何とか対処したい。誰もがそう思うと思います。
これを解決する方法として、爪とぎの場所をしっかり固定してあげることをおススメします。
爪とぎ器を用意したけど、全然違う場所で爪とぎをされてしまう…。
この場合、その爪とぎ器が猫に好かれていないかもしれません。
愛用の爪とぎ器を見つけることができれば、猫は自然とそこでするようになります。
最初のうちはいくつか爪とぎ器を用意して、どれなら使ってくれるのか、どこなら使ってくれるのかを観察してみましょう。
家具の中でも、特に爪とぎや遊び場として使われることが多いのはカーテン。
何度も買い替えるのも有りですが、カーテンもそんなに安いものではないですよね。
猫を飼うならブラインド式のカーテンやスクリーン式のカーテンがおススメです。
家具へのダメージも最小限で済みますし、猫の落下防止にもつながりますよ。
霧吹きで「ダメなこと」をわからせる
猫を叱る時、叩いたり大きな声を出して叱ったりしていませんか?
そのしつけ方は猫に恐怖心を与えてしまい、逆効果です。
猫は「いたずらしてやろう」「困らせてやろう」と思って行動しているわけではありません。
人間の言葉を正しく理解できるはずもなく、伝わるのは大きな怒鳴り声や体の痛みのみ。
もし思い当たるのであれば即直さないと、今後の猫とのコミュニケーションに支障が出てくることでしょう。
猫のしつけとして有効なのが「してほしくないことをしようとしたときに水の入った霧吹きをかける」ことです。
例えば刃物等があるキッチンに上ってしまった時。
背後から霧吹きで水を吹きかけてみましょう。
驚いてその場から逃げると思います。
その際、霧吹きをあなたがかけたと気付かれないようにすることがポイント。
「ここに上ったら嫌なことをされる」=「これはしてはいけないこと」と認識させることでいたずら防止に繋がります。
「嫌なことをしてくる人」=「あなた」と認識されないように、しつけのしかたには十分気を付けてくださいね!