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保護猫との出会い方は様々です。
一緒に過ごしていたら、1匹の猫にいくつもの物語が生まれる。
ねこしなでは、保護猫とのエピソードを中心にご紹介していきます。
よかったら、保護猫を飼う際の参考にしてくださいね。
このコロナ禍と気候で餌やりさんも外出を控えてしまっている世の中。
野良猫たちはどう過ごしているのか、心配されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回お話するのは、コロナ禍雨の公園で出会った子猫と飼い主のお話です。
餌やりさんがいない公園で
今回お話を伺ったのは、“マロンくん”の飼い主さん。
現在生後10カ月になるオス猫くんです。
マロンくんを保護するに至るまでのエピソードを現在の飼い主さんにお伺いしました。
「友人が今年の6月に公園で発見したんです。
このコロナ禍なので、餌やりさんも外出を控えてるんでしょうね。
雨の中たった1匹で公園にいるところを保護してきました。」
と、飼い主さんは当時の出会いを話してくれました。
出会いは、マロンくんが生後3～4カ月の頃。
ある雨の日に野良猫が集まる公園で、1匹の子猫を友人が発見しました。
普段は餌やりさんがおり、定期的に猫に餌を与えているようでしたが、このコロナの影響もあってか、その様子は見られません。
そしておそらく、守りきれないと判断されたのでしょう、親猫の姿も見当たりませんでした。
「このままでは命に関わるかもしれない。」と感じた友人が、雨の中弱り始めている子猫に上着を被せて保護。
現在の飼い主さんのところへ連れてこられたのです。
「保護しちゃった、どうしよう。」
との友人の言葉に、「この子の命は私が繋ぐしかない」と保護することを決意。
ここからマロンくんとの生活が始まったのです。
まるで舎弟！
今現在マロンくんを含め3匹の保護猫を飼っている飼い主さん。
「マロンくんの可愛いところってどんなところですか？」
と私が質問すると、
「マロンくんは先住猫にすぐ馴染んで。
一生懸命先輩猫のマネしようとするんです。
先輩猫が顔を洗えば隣で顔を洗ってみたり。
普通猫は水飲んだりご飯食べたりしたら顔洗うじゃないですか。
マロンくんの場合、自分は水もご飯も食べてないのに一生懸命マネするんです。
そこが可愛いんですよ。」
と話してくれました。
たしかに、想像してみるととても可愛いですよね♡
これからも飼い主さんと先輩猫と共に、幸せに暮らして欲しいです。
「これから保護猫を飼おうとしている方に何か伝えたいことはありますか？」
と、私の質問に
「飼うのが無理だと思ったらまず地域ボランティアや周りの方に相談してください。
今はインターネットも普及しているので、誰かが助けてくれる可能性があります。
ちゃんと命を繋いでほしいです。
また、ペットショップから買うことを私はおすすめできません。
ブリーダーさんの動物への扱いが酷い場合があることを知ってください。
売れなかった子は殺されたり実験体として命を落としてます。
できる限り保護猫を選んでほしいですね。」
と話してくれました。
飼主さんのおっしゃる通り、自分で育てられないから外に放ってしまうのではなく、
「育てられないならまずは相談する」という流れを普及させたいですね。
相談することで救える命がいくらでもあるはずです。
より保護猫活動を広めていき、1匹でも多くの命を繋いでいきましょう！
取材させていただいた飼い主さん、ありがとうございました♡
↑ 取材させていただいた飼い主さんが作成されている車用のステッカーです。 ↑
詳しくは以下URLまでお問い合わせをお願いします♪