昨晩遅くに自転車を引きながら帰り道を歩いていると、子猫の鳴き声が聞こえてきました。
とても大きな声で何度も鳴いていたので、自転車を止めてその姿を探しました。
場所は片道三車線の車通りの多い道路の植え込みの中。
道路側に飛び出してしまったら轢かれてしまう危険性もあります。
鳴き声を頼りに、必死で子猫を探したのですが、なかなか見つかりません。
こんな時言葉の通じない相手になんて声を掛けたらいいのだろうと悩みました(`-д-;)ゞ
携帯のライトで照らし、やっと見つけたのですが、植木のかなり奥の方に入っており、手が届きません。
まだ生後1か月たつか経たないぐらいかの大きさだったと思います。
親猫とはぐれてしまった野良猫でしょう。
とても警戒していました。
「そんなところに居たら死んじゃうかもしれないよ!大丈夫、助けてあげるからおいで!」
と、思わず声をかけてしまいましたが、届くはずがないですよね(´д`ι)
結局、1時間ぐらい粘ったのですが、何もできずに帰ってきてしまいました…。
自宅からも遠い場所なので、今どうなっているかはわかりません。
誰かほかの人に保護されていることを願うばかりです。
たとえ小さな動物であっても、かけがえのない命に変わりはありません。
あなただったらこんな状況どうしますか?
そこで今回は【野良猫の保護のしかた】についてご紹介します。
夜間はどこも対応してくれない
せっかく守ってあげたい命があったとしても、一般的な役所関係は夜間に動いてくれません。
見つけたのが午後10時頃だったため、何の繫がり等もない私はどこにも誰にも頼れませんでした。
かといって無理やり捕獲しようとしても怪我をする恐れがあります。
健康や環境に異常が無さそうであれば、そのまま朝を待つ方が良いでしょう。
今回の場合、遠方だった為何もできませんでしたが、もし自宅に帰れるようであれば簡易的に捕獲機を作り、保護することもできるようです。
フォークをつっかえ棒にし、洗濯カゴをひっくり返しておき、フォークにひもを付けて罠を作ります。
キャットフード等を用意し、子猫が中に入ったところでひもを引っ張り、捕まえたという実績のある方もいます。
この罠だと少しテクニックは必要かもしれませんが、夜は猫が活発に活動する時間帯。
お昼よりも自分から出てくるケースが多いようなので、保護しやすい時間帯でもあります。
「一晩中かかってでも猫を助けてあげよう!」という粘り強さと強い気持ちが大切です。
私もまたそんな機会に巡り合ったとしたらやってみたいと思っています!
地域のボランティアと繋がりをもっておく
夜間、役所関係は動いてくれなくても地域の保護猫ボランティアの方が動いてくれる可能性があります。
今回私はそういった繫がりがなかったので、為す術がありませんでした。
ですが、少しでも保護に関心があるのであれば繋がりを作っておくと対応してくれることもあります。
「猫 保護団体 (地域名)」でネット検索するとその地域のボランティアさんが出てくるはず。
私も今回の経験を通して、繋がりを持っておくことの大切さを痛感しました。
SNSが発達しているこの時代。
使えるものはフル活用して、1匹でも多くの命を救いたいですね。