猫の味覚は鈍感?

あなたは味覚がなくなったことはありますか…?

実は、私は経験があります。

今大流行中の流行病に感染し、一切の味覚嗅覚がなくなりました(`-д-;)ゞ

食べることが大好きな私はその時初めて味覚の大切さを知りました。

これだけは言わせてください。

「絶対感染しない方がいいですよ!」

甘く見ていると痛い目を見ますからσ(^-^;

いつどこで感染するかわかりません。

こまめに手洗いうがい、消毒をしてくださいね!

何を食べても美味しく感じることはないって辛いですよ…。

そんな時、「猫はどんな味覚をしているんだろう」と気になりました。

そこで今回は【猫の味覚】についてお話します。

 

猫は苦みに敏感

味覚は水に溶けた化学物質が受容体である味蕾に結合して生じる感覚。

味蕾は舌の表面にある蕾のような形をしたもので、動物によってその数は違います。

人間が持っている味を感知する「味蕾」の数はおよそ9,000個、犬はおよそ2,000個です。

これに対して猫はおよそ500個と言われています。

人間はもちろん、犬と比べても猫の味蕾は少ないですよね。

これにより猫の味覚は繊細なものではなく、味覚に偏りがあることがわかっています。

味覚はこの中では人間が一番優れていて、「甘い」「辛い」「苦い」「しょっぱい」「酸っぱい」等細かく感じ取ることができます。

一方猫は「酸っぱい」「しょっぱい」「苦い」しか感じ取ることができません。

中でも一番敏感なのは「苦い」

これは腐った肉にある苦く感じるアミノ酸を感じ取り、腐った肉を食べないようにするためだと考えられています。

次に敏感なのが「酸っぱい」

基本的に猫はクエン酸が苦手ですが、肉に含まれるリン酸などの酸は好みます。

猫は犬と違い肉食動物なので、それ以外の味覚は健康上重要ではないため退化したと言われています。

 

甘味を認識できない

猫は「塩味」を感じることは多少できますが、「甘味」は認識することができません。

そもそも甘味の受容器であるタンパク質をつくるための遺伝子が欠損していることが最近の研究でわかりました。

猫のNG食材であるチョコレートにすすんで手を出さないのも、甘味を感じることができないから。

とはいえ、誤って食べてしまうこともあるので猫の行動範囲には放置しないようにしましょう!

 

私たちが美味しいと感じるものでも猫にとっては無味であることは、なんだか不思議に感じてしまいますね。

チョコレートのように猫に与えない方がいい食材をまとめてあります。

ぜひこちらも参考にしてください♪

猫NG食材5選